【SKAViLLE JAPAN Special Feature vol.1】The DROPSインタビュー
2023.08.28.Mon
『SKAViLLE JAPAN2023 ~Club Citta’ 35th Anniversary Special~』の開催まで約1ヶ月に迫りました！ SKAViLLE JAPANでは「Special Feature」と題し、リリースが控えるバンドなどを中心に特集企画をスタート！ Vol.1は、9月27日に待望の新作７インチをリリースするBLUE BEAT GIRL GROUP、『The DROPS』のインタビュー! SKAViLLE JAPANの御大!『MIYOLINO』に答えてもらいました！
・音源としては約9年ぶりで、インタビューなども久しぶりかと思いますが、その間にメンバーの変更などはありましたか？
気が付いたらいつの間にか人数が減ってました。ガールズバンドあるあるかもしれないけどメンバーの出入りは以前から激しいほうなので、相変わらず一進一退の繰り返しですよ。ギターにマリナ（Dance Cleopatra/Tawoyame Orquesta）、ヴォーカルにタカコ（Dreamlets）が加入しました。
・コロナの影響もあったかと思いますが、ライブはコンスタントにやっていたのでしょうか？
去年9月に出たCLUB SKAが2～3年ぶりくらいだったかな。コロナ休業をしっかりとっちゃったので、期間中はリハもできなかった。新宿の練習スタジオには、緊急事態宣言が出るたびキャンセルして迷惑をかけてしまった。キャンセル料も取られなかったので、もー頭があがらないですよ。なので今はなるべくそこを使うようにしてます。多少トイレが臭かったりしても目をつむってます（鼻はつまんでます）。
・コロナ禍以前、以後で、バンドを取り巻く状況になにか変化はありましたか？
コロナ明けに仕事もバンドも辞めたメンバーがいました。理由にはまあ納得したしひき止める理由も見つからなかったけど、もっとコミュニケーションがとれてたら結果は違ったかもです。なんとなく男性より女性のほうが、社会情勢の影響を受けやすいスタンスのように思います、海外は違うのかもしれないけど。
・9年ぶりの音源をリリースしようと思ったなにかきっかけはあったのでしょうか？
前述のとおり出入りが激しいバンドなので、いつも1stシングルを作るような感覚がありました、悪い意味で。ただ今回のは、新生ドロップスとして始めていくのにふさわしいモノになったかと思います。
・オリジナルのA面「Give You My Love」は、憂いのあるメロディが印象的なスカ・ナンバーですが、いつ頃にできた曲ですか？ライブではもう演奏されてますか？
曲自体は10年以上前からあるけど、もっとスローでシャッフル気味なアレンジだったので、ライブのレパートリーには入れづらかった印象でした。当時決めてたアホなルールの「３コード以下か…じゃなきゃコードは７つ以上使うぞ」…の後者のほうなので、テンポを上げてインストのスカビートでやったら面白いかもなとは思ってましたが、タカコが歌詞をのせて歌ったら、これはちゃんと形にしないとって気になりました。イントロとかはギリギリまで悩みました。
・B面は様々なアーティストに愛されてるFour Topsの「Left With A Broken Heart」ですが、今回こちらのカバーを収録した理由を教えてください。
選曲の段階ではタカコのポテンシャルを見たいってのがあったので…好きな曲の中から彼女が歌いやすそうな曲を選んだだけです。パラゴンズのクソかっこいいアレンジはドロップスには不向きな気がして…オリジナルの持ってるドリーミーな感じを残しつつ、流行りのLOVERS歌謡に傾かないように注意しました。そうそう、配信用とビニール盤では曲の長さが違います。MIXの森君（Matt Sounds）が、それはもうとんでもない、ジャマイカ盤あるある的な、ある意味ここしかないってところで急降下のフェードアウトをかまして来て…それをみんなでスタジオで聞いたときは大盛り上がりでした！「やってんな～！」「すげ～度胸だな～」って。他にも追加注文があったせいか、仕上がったときは少し長くなってて逆に物足りなく感じたぐらいのインパクトは今思いだしても顔がニヤついてしまいます。実際には溝の深さに影響するサイズではなかったのでどっちでもよかったんだろうけど。
・A面とB面で真逆の内容の曲で、通して聴くと一つの短い物語のようにも感じます
まっ、ロマンチック！ヒューヒュー！ありがとうございます! そーゆーの好き～！ 単にＡ面がSKA、B面にRocksteadyというオワコンまがいのシングルが欲しかっただけで、たまたまっすよ。
・新作7インチを引っ提げての久々のSKAVILLE JAPANへの出演も決まっていますが、意気込みを聞かせてください。
テリーホールの歌詞（“Enjoy Yourself”から）をパクらせていただくなら”Hello, We are the DROPS! And We’re going to enjoy ourselves first!!“ってとこでしょうか？
・SKAVILLEでのなにか特別な思い出やエピソードなどがあれば教えてください。
ここで話せるレベルのものはちょっと思い浮かびません。いつも楽しかったです。お客さんに対しては、みんなが買うチケット/ドリンク/グッズの売り上げが、シーンやバンドやハコやスタッフやその周りを支えてるってことをもっと自覚して楽しんでほしいと思ってます（中略）以前はアルコールが自分にとっての燃料だと思ってたんだけど、そうじゃなくディストーションがちょい効いたアンプみたいなやつと考えが変わってきました。 客やスタッフの熱意やエネルギーがあって初めて増幅できるものなんじゃないかなと！ テキトーです!!
・最後にファンに向けてのメッセージをお願いします！
ファンがいると仮定して話しますよ。ファンの皆様、いつも長い目で見てくれてありがとう！音源に関して言えば、今回のは原点回帰ではなくめっちゃチャレンジだってすぐわかったよね！次はさらにあんたらの期待通り、予想を超えるやばい挑戦をしていきますよ必ず。じゃないと辞めてったメンバーに顔向けできないしね。引き続き今後ともよろしくお願いします!!
(リリース情報)
■ARTIST: The DROPS
■Title : Side-A Give You My Love / Side-B Left With A Broken Heart
■Label : SODA FOUNTAIN
■cat no. : SF-001
■販売価格 : 1,800円 (税込)
■発売日 : 2023年9月27日(水)
■仕様： 7インチ
ご予約はこちら/ https://shop.pls.tokyo/items/76827086
(PARKING LOT SOUNDS 通販限定Tシャツセット / 受注生産商品)
PLS通販限定Tシャツセットを受注生産で発売決定!! 8月31日受注締切のコレクターマスト商品なので、お早めにご予約ください!!
■Artist : The DROPS
■商品名 : The DROPS ７インチ+Tシャツセット
■Tシャツボディ: ユナイテッドアスレイ 5.6オンス ハイクオリティー Tシャツ
カラー: ホワイト / ブラック
素材 : 綿100% / 5.6 oz
サイズ: S / M / L / XL
■定価 : 3,500円(税込)
■受注終了日 : 8月31日(木) 23:59 まで
■発売日 : 2023年9月27日(水)
■ご予約はこちら / https://shop.pls.tokyo/items/76827203
※画像はイメージです。実際の商品とは多少異なる場合がございます
【The DROPS】
2006年度のSKAViLLE JAPANに『The Faburous Drops』としてキセキの復活を遂げ、その後もメンバーチェンジを繰り返し、7インチレコードを中心に2枚のアルバム、数枚のコンピレーション参加等の活動もあるが、在籍したメンバー総数が6～70名を超えるという永遠のアマチュアバンドでもある。
コロナ休業期間前に6代目リードヴォーカルとして元ドリームレッツのタカコが加入し、現在本格再始動の準備が整いつつある。
SKAViLLE JAPAN 2023 ~ CLUB CITTA’35th ANNIVERSARY SPECIAL~
公演日 : 10/7（土）
会場： CLUB CITTA’
OPEN / START：14:00 / 14:30
料金：前売￥5,000 当日￥5,500 入場時１ドリンク代 600円が別途必要
ARTISTS:
Oi-SKALL MATES
RUDE BONES
BLUE BEAT PLAYERS
HEPCAT (US)
AGE OF KID
COPA SALVO
The DROPS
THE REDEMPTION
THE RUDE PRESSURES
SKA FREAKS
DJ:
DEF FOUNDATIONS
BOBO ( CLUB SKA / UP& UP )
Ippei ( VERSION CITY / 4REBELS )
OHJIRO ( ZIPLOC )
MC:
Bana a.k.a. Daddy B
(TICKET)
・一般発売：2023年７月29日(土) 10:00～
プレイガイド：
チケットぴあ : https://w.pia.jp/t/skavillejapan23/（Pコード：246-575)
e+ : https://eplus.jp/skavillejapan2023/
ローソンチケット: https://l-tike.com/skavillejapan/ (Lコード：72587）
企画・制作：SKAViLLE JAPAN / Truckin’ LLC
主催 : UM Music. Ltd
INFO : CLUB CITTA 044-246-8888
