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【PICK UP】万感記 (ロンドンとレコードとエトセトラ) vol.6

2016.12.29.Thu

the 9MILESを中心に今年新たに立ち上げたVANCAN MUSIC。今年は、レーベル企画やthe 9MILESの新作のリリースなど様々な動きを魅せましたが、来年も3月19日に行われる企画に続き、色々な動きを見せるので要チェックです!
そして、7月にスタートしたRAS TARO(CLUB SKA)氏のコラムも早くもVol.6を迎えました!こちらも来年も引き続きお届けいたしますので、チェックしてください!

今回は、万感記についてのお話。
万感記を書くことになった経緯について。

 

下北沢、台湾料理店の一卓を囲んで、VANCAN レーベルの立上の呑みーティングが行われていた。
そもそもVANCAN レーベル立上は、PARKING LOT SOUNDS のアキラ氏が、参加してくれたからこそスタートできたのだが、宴もたけなわ じゃなくて、程よく議題もすすみ、そろそろ終盤でのアキラ氏の突然の発言。
「タロウさんには、コラムをお願いします!」 始まりはこの一言から。
えっ!この僕がコラム?? 無理、無理だよ!それが、その時の率直な思い。しかし、突然のことで考える間も無く、呑みの勢いもあってか、「了解!」 と口から言葉がでてしまった。しまった。困った。自分でも驚いた。と、あることが頭に浮かんだ。

いつだったか友人のTOMMYくんと話していたことが、すっと頭に浮かんだのだ。
TOMMYくんとは、TOMMY FAREAST のことであり、D&B FAR EAST RECORDS のオーナーにて、国内に限らず海外でもセレクターとして活躍し、近頃は、TREASURE ISLEの音源を積極的に採掘するなど、今のジャマイカンヴィンテージミュージックを牽引する人物。
とにかく彼の音楽センスには、どんなジャマイカンヴィンテージマニアでもイチコロだ。
そんな彼との会話で、
「タロウさんやモトさんが、ロンドンでレコードを買っていた時って、他に日本人でレコード買っている人なんてあまりいなかったですよね。
ヨーロッパとかのコレクターも少なく、まだレコードの値段も今ほど高くはなかったし、そんな時代にレコードを買っていたなんて、とても貴重な経験ですよ。
タロウさんとモトさんのトークショウなんて企画、とても面白いと思いますよ。」 

なんてことがあった。
その時は、そんなものなのかなって思っただけですませてしまった。
それがどこかの片隅にあったのだろう、コラムと言われ、突然前頭葉に現れたのだ。
よしこれだ、これしかないな。
確かに、あの当時のロンドンには、中古のレコードを買っている日本人なんてほとんどいなかったし、なにせ30年近くも前のこと、手記にしても面白いかなって、とっさに思った。テーマが決まれば、あとは何とかなる。

  • ダミー
  • ダミー

アキラ氏の一言、TOMMYくんのつぶやき。それが始まり。
モトについては、また詳しくお話したいと思います。

【VANCAN MUSICイベント情報】
~渋谷HOME 9th Anniversary!?~
VANCAN presents
万感の想いをこめて Vol.12

2017/3/19 (sun)
Open/ Start 18:00/18:30
Ticket ad/ ¥2,000 door /¥2,300 (ドリンク別)

【BAND】
TORU SHIGAKI (THE SKA FLAMES)
the 9MILES
and more

【DJ】
RAS TARO(CLUB SKA)
VOW(a&family)

【TICKET】
VANCAN web : vancanmusicinc@gmail.com
イープラス
※1/21(sat)チケット発売

【INFO】
渋谷Home / 03-5774-5833

2016.12.29.Thu

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