【PICK UP】SKALAPPERインタビュー

2020.12.02.Wed

1月20日に結成15周年記念盤となる新作「LOCAL SOUND EP」を発売するSKALAPPER!リーダーのLEEとギターのNONOよりインタビューが到着!レコ発ライブも、もうすぐ発表できるので新作とあわせて楽しみにお待ちください!

- まずコロナウイルスの影響でライブ活動ができず大変な状況ですが、3月からどのように過ごしていましたか?
LEE コロナの影響で色々な事が中止になりました。
まずは地元福井で5月に開催予定だった主催のサーキットイベントが中止になっちゃいました。
福井市との共催という形だったので4月の頭には中止を判断/発表し、そこからは事後対応などでしばらく慌ただしかったですね。
で、その直後から今度は感染者が急増して来たのでバンドのスタジオ練習もすべて中止になりました。4月から6月にかけての約3か月間はバンドでの全体練習が出来ませんでした。その間、NONOと二人でスタジオや自宅で練習し、新曲作りやアコースティックのアレンジなどをしてました。7月からまた徐々に全員で集まれるようになり、今回のEPの準備に取り掛かった感じです。

NONO 僕も仕事以外は極力外出を避けて自宅で過ごしていました。
お陰でたくさんギターの練習が出来たかな?、とポジティブに考えています。
自宅練習用としてアンプや機材を買い足したのでいい練習環境が出来あがりました(笑)。

- 結成15周年を迎えましたが、簡単に15年間の活動を振り返ってください。
LEE 毎週スタジオ入って、CD出してツアーして、福井から全国各地へ行かせてもらって、また仕事して曲作ってツアーしてって感じで気づいたら15年経ってました。思い返すと、とにかく沢山の出会いと別れがあったなあ、と思います。すべてがつながって今のSKALAPPERがあると思います。とにかく楽しすぎてジェットコースターのような15年間でした!

NONO ライブ!ライブ!ライブ!の15年でした。
メンバーの脱退などで継続が困難な時などもありましたが、止まらずに走り続けてきたらあっという間の15年でした。

- 15年間で思い出に残っている出来事やライブがあれば教えてください。
NONO 3rd album「BOUNCE」のツアーファイナルでゲストにKEMURIを迎えて2マンをやったことですね。高校生の頃から聴き始め、スカにハマるきっかけとなったバンドを自分達のイベントに呼び、共演できたのは一生の思い出です。普段ライブはあまり緊張しない方なのですが、この日は吐きそうなくらい緊張しました(笑)。

LEE 思い出が沢山あり過ぎて縛れないですが…、
名古屋クアトロでのLESS THAN JAKE JAPAN TOURのサポート
福井CHOPでのKEMURIとの2マン
名古屋アポロシアターでのPOTSHOTとの共演
日比谷野外音楽堂でのSKAViLLE JAPAN出演
山中湖で開催されたトーキョースカジャンボリーへの出演
この5つは強烈でしたね。ケータリングが豪華でした(笑)。

- 今作のタイトル「LOCAL SOUND EP」に込められた意味を教えてください。
LEE 結成以来、ずっと北陸の地方都市の福井という町で活動していて、
自分たちの主催イベントにもLOCAL SOUNDという言葉を取り入れてます。
15周年の節目にあたり、今何を発信したいかと考えた時、やっぱり原点となるその言葉だなって思ったのでタイトルに採用しました。「LOCALでは何もできない?そんなことないぜ!世界に発信するから聴いてみてよ!」って感じです。

NONO コロナウイルスの影響で中止になってしまったんですが、15周年の目玉イベント「LOCAL SOUND CALLING 2020」からもとっています。ライブができない環境の中でも僕らの音源を楽しみに待っていてくれているお客さんはもちろん、初めて聞いてくれる人達にも地方にこんなバンドがいるんだよ、と発信したい思いが込められています。

- 確かにイベント名にもLOCALという言葉を使っていますね。
地元福井や北陸の音楽シーンはどうですか?おすすめなバンドも教えてください。

LEE シーンは広くないですが色んな音楽をやってるバンドがいて面白いと思います。

現在も活動してるバンドだと、
Experimental crossbreed
vivid branch
Mt.Paiot’s
RIGEL

セツナ
がおすすめですね!

NONO バンドは多くはないですが、僕達と同じように北陸を拠点に全国へ発信しているカッコいいバンドは沢山います。TAKE YOUR LIFEROLENTは是非チェックして欲しいです!

- カバー曲にSlapstickのThe Parkを選んだのは何故ですか?
NONO Slapstickは僕もLEEさんも共通して大好きなバンドで、2人で車に乗っている時に車内で流してて「これカバーしたいな!」みたいな感じで決まりました。
他にはSum41なども候補にありましたが、僕らの音楽のルーツといっても過言ではないSlapstickになりました。

LEE 大好きな曲で何万回も聴いてるうちに自分たちでアレンジしてやってみたくなった、というのが正直なところです(笑)。

  • ダミー
  • ダミー

- SKALAPPERが15年間演り続けるスカ・パンクの魅力を教えてください
NONO ライブ会場でみんなで叫んで、踊って、時には感情が昂り過ぎて涙を流す人がいるくらい一体となれる楽しさが魅力です。家やドライブしながら聴いてもテンションが上がる最高な音楽です!

LEE 無条件でテンションが上がります。 世界で一番素敵な音楽だと思ってます。

- バンドにとって今後の目標やプランなどあれば、そちらも教えてください。 
NONO まずは1日でも早く元の生活に戻って、またガンガンライブをしていきたいです。今作で初めて知った人にも是非会場に遊びに来てもらって生のSKALAPPERも体感して頂きたいです!

LEE まずは今回のEPのレコ発を開催することです。
ライブでぐちゃぐちゃになって遊べる曲ばかりなので、早くその空間を作りたいですね。あと、単純にこんなにライブしてない期間を経験したことが無いなので…、いい加減飽きました。とにかく早くライブやツアーをしたいです。

  • ダミー
  • ダミー

- 最近よく聞いているアーティストを3つあげてください。
NONO GREENDAYGOLD FINGERGLAYを聞いてます。
GREENDAYはアコースティックでカバーしたりしてよく弾いたりもしてます。
GOLD FINGERは新曲が激ヤバです!
GLAYはかれこれ25年くらい聞き続けてます。

LEE LESS THAN JAKEThe SupervillainsThe Inevitablesです。

- 最後に一言、お願いします。
NONO 15周年のメモリアルイヤーがほとんど活動できず、暗いニュースばかりの一年になってしまいましたが、またライブハウスで笑って遊べる日が来ることを願ってます。今作はEPという形で曲数は少ないですが中身がぎっしり詰まった作品に仕上がっています。レコ発は必ずやるので是非遊びに来てください!

LEE 今回のEPは、今のこの憂鬱な日々を吹き飛ばすようなアッパーな曲ばかり詰め込んでます。なまりまくってると思うので、でかい声で歌ってスカンキンする準備しといてください。抑えてたぶん、ガッツリ取り返していきましょう!16年目もよろしくお願いします!

(新作情報)
■Artist : SKALAPPER
■Title : LOCAL SOUND EP
■Label : PARKING LOT SOUNDS
■cat no. : PLS-015
■barcode : 4997184128063
■定価 : 1,182円(本体価格)+税
■発売日 : 2021年1月20日(水)
■収録曲 :
1.Still Dreaming
2.High Time
3.Coloring Book
4.The Park
ご予約はこちら / https://shop.pls.tokyo/items/36256431

Message From LEE (Vocals/Bass)
今年はSKALAPPERにとって結成15年のメモリアルイヤー!
なのに全然ライブが出来ず…、メンバーにすらまともに会えない日々…。いやいや、メモリアルイヤーだぜ!このままで終わってたまるかよ!限られた時間だったけど、みんなの憂鬱を吹き飛ばす、最高にアッパーなSKA PUNKソングを作ったんだ!
でかい声で歌って踊ろう!家でスカンキンも悪くない!?この曲たちがみんなの活力になることを願って!またライブハウスで会いましょう!

■BIOGRAPHY
2005年4月結成。
北陸・福井、SKA・PUNKバンド「SKALAPPER(スカラッパー)」。
LESS THAN JAKEやSLAPSTICK、KEMURI、POTSHOT等に影響を受けたLEEを中心に、様々な音楽を愛するメンバーにより構成。
これまで、4枚のフルアルバムをリリース。2016年より地元福井でサーキット形ロックフェス「LOCAL SOUND CALLING」を主催している。シンプルでキャッチー、ポップでアグレッシブなSKAPUNKサウンドを武器に全国各地のライブハウスで活動中!
https://skalapper.jimdofree.com/

2020.12.02.Wed

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