【PICK UP】『NIGHT OWLS』インタビュー!

2021.05.28.Fri

ソウル・クラシックをセンス抜群にジャマイカン・アレンジでカバーし、F-Spot Recordsからこれまでにリリースした5枚のシングルは軒並みソールド・アウトを記録。レゲエやラバーズ・ファンだけでなく、ソウル/ファンク、レア・グルーヴ好きからも濃厚な支持を獲得するナイト・オウルズ。6枚目となるシングル・リリースにあたり、恐らく日本の媒体では初となる貴重なメール・インタビューをリーダーの「ダン・ユービック」に敢行しました!
Interviewed by shochang (HIGHLIFE HEAVEN)

—恐らくこれは日本語で初めて公開されるインタビューになると思うので、簡単なバンドの自己紹介をお願いします

ハロー、みんな!オレはダン・ユービックで、ギターとパーカッションを担当しているよ。ドラムのブレイク・コリー、ベースのデイヴ・ワイルダー、オルガンとピアノのロジャー・リヴァスという大切なメンバーとともに、「ナイト・オウルズ」をプロデュースしているよ。

—メンバーはそれぞれ別の音楽活動をしていますが、どういう経緯でこのバンドが結成されたのか教えてください。

オレとデイブ、ブレイクは、ザ・ライオンズwww.TheLionsReggae.com)というグループで何年も演奏していて、Ubiquity、Stones Throw、Names You Can Trustからレコードをリリースしている。 ライオンズは、ロジャーのグループ、ジ・アグロライツ(=The Aggrolites)と数年にわたって何回か一緒にライブをして、友情を育んできたんだ。 最初、ナイト・オウルズのメンバーでUKのシンガー、ホリー・クック(=Hollie Cook)のバックを、ここカリフォルニアのレゲエ・フェスティバルやクラブで務めた時にお互いの相性が良いことに気づいて、バンドを始めることにしたんだ。

—結成当初から”ソウルの名曲をジャマイカン・アレンジでカバーする”というコンセプトだったんですか?

そうだね、最初からそういうコンセプトだったけど、次作のカバー集を完成させた後には、必ずオリジナル曲も手掛けるつもりだよ。まずはこのスタイルでみんなの注目を集めたいと思っているんだ。

—シリーズ6作目となる今回の7インチ・シングルは、シュギー・オーティスの『Aht Uh Mi Hed』と、ビースティー・ボーイズ『What Comes Around』のサンプリング・ネタであるジーン・ハリスの『Put On Train』が収録されますが、選曲の理由を教えてください。

いつもは、自分が好きな曲で、レゲエの影響を受けたオレ達のスタイルによく合うと思うものを選んでいるよ。 でも、オレは15歳の頃からレコードを集めていて、ヒップホップの大ファンだし、ブレイケストラ(=Breakestra)で何年もプレイしていたから、ビートディガーの仲間たちを驚かせるような、クラシックなソウルやファンクのトラックも考えていたりするよ。 ハハハ!(笑

F-SPOT RECORDS · Night Owls – "Aht Uh Mi Hed b/w Put On Train"

—ゲストのボーカルはどうやって選んでるのでしょうか?

ラッキーなことにオレはバンド活動や、様々なアーティストのプロデュースやバックの演奏を務めてきたから、素晴らしいシンガーの友達がたくさんいるんだ。 その中から、音程が取れて、原曲の魂を捉えながら、曲に新しい息を吹き込んでくれそうなシンガーを選んでいる。 オレは常に、今までにないものを作りたいと思っているんだ。

—あなたたちは現行のソウルとレゲエをクロスオーバーする存在ですが、似たようなスタイルのバンドはLAやアメリカに他にもいますか?

オレが知っている限りでは、ライオンズアグロライツ以外にはいないね。

—このメンバーでのライブ活動もやってますか?

ナイト・オウルズはスタジオでの活動から始まったけど、ライブのオファーを受けるようになってきたから、これからやると思う。 みんなライブをやりたいと思っているし、日本にもぜひ行きたいと思っているよ。 日本には3回行ったことがあって、その文化が大好きなんだ。

—今後のリリース予定や活動予定を教えてください。

今年中にF-Spot Recordsからリリースされる予定のシングルがあと2枚あって、すでに2枚目のカバー曲のトラッキングを始めていて、とてもいい感じに仕上がっているよ。 素晴らしいシンガーたちが参加してくれているので、きっと気に入ってくれると思うよ。

—日本でもあなたたちのファンがすごく増えてます。最後にそんなファンにむけてメッセージをお願いします。

こんにちは日本のみんな!オレたちの音源を聞いてくれて、そしてナイト・オウルズをサポートしてくれてありがとう。みんなにいつか会えることを楽しみにしているよ!

【最新作リリース情報!】
ソウルの名曲を探している際、Night OwlsAngeleno Shuggie Otis を見つけるのは時間の問題だった。この新しい45 回転の曲は、パンチの効いたスタートからそのまま、Fishbone のベテラン、John Arthur Bigham をリード・ヴォーカルとしてフューチャリングしたShuggie の「Aht Uh Mi Hed」に、アイリー・ダブを取り入れたバージョンへと誘ってくれる。Otis の叙情的な詩を新たな高みへと導き、Bigham はオリジナルの深い部分を掘り起こすようなパフォーマンスを披露し、Night Owls は渦巻くオルガン、スカンクなギター、ヘビーなベース、そしてそれにマッチしたダブのパーカッションで音の風景を満たしている。 B面には、 Gene Harris and The Three Sounds のインスト曲「Put On Train」をレゲエ風にアレンジしたものが収録されている。私たちの世代では、The Beastie Boys のアルバム「Paul’s Boutique」に収録されている「What Comes Around」として馴染みのある曲だ。 オリジナルよりも少しきらびやかでアップビートなこのNight Owls のシグネチャー・バージョンは、Roger Rivas のアコースティック・ピアノによって、特徴的な “moo maker ” ホンクとニューオリンズにインスパイアされた要素を入れて完成している。この曲で笑顔になって、ダンスフロアが盛り上がることは間違いないであろう。

Produced by Dan Ubick and Night Owls.
Recorded and Mixed by Dan Ubick for DanUbe Productions at The Lions Den in Topanga,CA.

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■Artist : NIGHT OWLS
■Title : “Aht Uh Mid Hed (feat. John Arthur Bigham)
b/w Put On Train”
■Label : F-Spot Records
■cat no. : FSPT-1021
■価格 : 1,600円 +税
■発売日 : 2021年6月4日(金)
■仕様:輸入盤 限定7インチシングル
■Vinyl Color: Black
ご予約はこちら/ https://shop.pls.tokyo/items/43854159

NIGHT OWLS….
ロサンゼルスのThe LionsThe Aggrolitesのメンバーによるリズムセクションとプロダクションチーム。ドラムはBlake Colie、ベースにDave Wilder、ピアノとオルガンはRoger Rivas、ギターとパーカッションをDan Ubickが担当。クラシックなソウル・チューンをジャマイカ風にアレンジすることで知られるNight Owlsには、ロサンゼルスや世界で活躍するトップ・ソウル・シンガーが多数参加している。

2021.05.28.Fri

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