【PICK UP】MUSTARD PLUG インタビュー

2019.10.01.Tue

KEMURIが主催する~SKA BRAVO Tour~まで、いよいよ約1ヶ月!
LESS THAN JAKEやThe Skintsなど毎回楽しみな海外バンドですが、今年はMUSTARD PLUGが来日!来日を記念して、リーダー兼ボーカルのDaveのインタビューが到着!

・前回の来日が約20年前、日本盤をリリースしたのは2007年の「In Black and White」(ska in the world records)が最後になると思います。改めてバンドの紹介と最近の近況を教えてください。
やあ!マスタードプラグのDaveです。
オレ達はアメリカのデトロイトから2時間ぐらいのところにあるグランド ラピッズという街出身のスカパンクバンドで、最後に日本に行ったのが17年ぐらい前になるから、また日本に行ける事がめちゃくちゃ嬉しくて、興奮しているよ。「In Black and White」の後、2014年に「Can’t Contain It」というアルバムもリリースした。
何年もの間ずっとツアーし続けているけど、ここ数年はアメリカとカナダを中心に回ることが多いよ。

・今回、KEMURIの招聘で「SKA BRAVO Tour」で来日しますが、KEMURIとの思い出を教えてください。
20年前にカリファルニアで初めてKEMURIとプレイして、すぐにお互いのファンになって友達にもなった。それからアメリカのスカシーンにとっては歴史的なイベントになった「Ska Against Racism Tour」でも一緒になった。彼らと一緒にアメリカを横断したのは楽しすぎたね!あと、東京でも1回一緒に演奏したことがあるよ。彼らが日本のファンのために演奏しているところを見れてすごく良かったよ。

・数多くのリリースでオリジナル曲がとてもたくさんありますが、ライブの選曲はどのようにしていますか?
オレ達のキャリアの全てのステージから曲を選ぶようにしている。それぞれのアルバムから2、3曲は聴けるはずだ。それからファンが好きな曲を選ぶようにもしている。オーディエンスを常に満足させたいからね。

・今年で結成28年目を迎えますが、スカパンクシーンの盛り上がりや大変な時期などいろいろな経験を積んでいます。28年間の活動で思い出深いエピソードがあれば教えてください。
たくさんありすぎて、一つにしぼれないよ!オレが何年もの間バンドで居続けられるのはオレの人生を面白いものにしてくれるからだ。毎日机に座って同じ事をするサラリーマンの人生はオレには耐えられない。(実は今バンドが活動していない時は不動産会社で働いているだ。でもバンドをやってるときは羽目をはずせるからね!)
1つエピソードを言うよ。
8年ぐらい前にギタリストのコリンがグルメソルトに、はまってんだ。当時、彼はベジタリアンになったばかりで食べる物をもっと美味しくしたかったんだろうね。オレ達はカナダツアー中で、そこにハワイの海からとったシーソルトを持ってきたんだよ。夜中にアメリカへの国境を渡ろうとした時に、オレ達がロックバンドだからって税関職員が違法ドラッグをもっているんじゃないかと思って、全てのバッグを徹底的に検査することに決めたんだ。そこでコリンのシーソルトを見つけた職員たちは、「やった手柄をたてたぜ!」ってなって、オレ達を小さい部屋に移動させてどれだけ刑務所に入らなきゃいけないかとか脅してきた。コリンの塩を鑑識が調べ終わるまで長い間待たされたよ。数時間後にやっと職員は、ばつが悪そうにやってきて、もう行っても良いと言った。彼らはドラッグの取締りができたと思っていたのに、そうならなかったから意気消沈していたよ(笑)アメリカのロックンロール(とスカ)バンドのある1日の物語さ!

・2010年までは、年間50~150本ライブを行なっていましたが、それ以降活動が緩やかになっています。現在の活動のペースは、どのようにしているのですか?
1990年代はスカシーンがアメリカで盛り上がり始めた頃で、バンドの位置を一生懸命確立させようとして、1年間に100〜150本のライブをやっていた。1回のツアーで3~6週間かけてアメリカの全ての街をまわるようにしていた。2001年に俺の最初の子供が産まれてから、少しペースを緩めてメジャーな街だけ行くようにしたんだ。1年間に50~70本のライブをやるようにし始めた。オレは2000年代のほとんどを「Ska is Dead Tour」のオーガナイズと当時、スカムーブメントが起きてきていた海外でのツアーをすることに費やした。ここ8年間は1年に40本ぐらいまでに落としたけど、今でもアメリカやカナダのメジャーな街で1年に1回はライブをするようにしているよ。28年間、オレ達は1度もツアーをすることを辞めなかったし、休みもしなかった。大体オリジナルメンバーで活動を続けられていることを誇りに思っているよ。あと、今は大都市の大きな会場でライブが出来るから、色々なバンドとやるライブにも多く参加している。何年も海外でライブをやっていないから、今回日本に行けることをすごく楽しみにしているんだ。来年の3月にはオーストラリアにも行くから、それも面白いことになりそうだね。

・ニューアルバムなど新作のリリース予定はありますか? また、アメリカでは、コレクターアイテムのレコードやSpotifyなどのサブスクリプションが主流になっていると思います。この点についてどう思いますか?
ここ数年はすごく忙しくて、最近やっと新曲を作り始めることを話し始めたんだ。オレ達はみんな他の仕事もやっているし、オレとホーンセクションのメンバーには子供もいるから、私生活とツアーに時間をとられて曲を書きたくてもかけなかった。
今の時代の音楽の聴き方は、本当におもしろいよね。Spotifyはいろんなジャンルの音楽を簡単に聴けるから素晴らしいと思うよ。インディペンデントのバンドにとってバンドを知ってもらうために音楽を配布する手間も大変なものではなくなるしね。2000年代にはレコード屋の数が減少していったから、CDを手に入れるのが大変だったけど、アナログレコード盤が復活してきて、逆にみんなが実際に物を買うようにもなってきているから、それも凄いことだと思うよ。オレ達はいつもレコード盤をリリースしているから、それをまた買ってくれるようになってきていることが嬉しいね。

・また、これからキャリアを積み重ねていくバンドに長く活動する秘訣などアドバイスがあれば教えてください。
自分達の音を見つけること、そしてやっている事を楽しむ事。自分自身が楽しめる音楽を書いて、それを演奏することが楽しめたら永遠に続けられるよ。それから重荷になるほど無理をしないこと、自分たちに合ったペースでツアーをする事も重要だよ。

・Mustard Plugにとってスカパンクの魅力を教えてください。
スカのポジティブで楽しくて踊れるところが大好きで、パンクのエネルギーと思想も大好きだ。スカとパンクは完璧なコンビネーションなんだよ!

・昨年、日本のTHE SENSATIONSとフロリダツアーを行いました。ツアーの感想を教えてください
彼らとライブしてめちゃくちゃ良い時間を過ごしたよ!日本のバンドがアメリカでライブをするのを見ることは良いことだよね!彼らと会えてライブできて凄く幸せだった。彼らのライブは楽しいし、素晴らしいバンドだよね。

・最後に「SKA BRAVO Tour」への意気込みと日本のファンにメッセージをお願いします。
もちろん!「SKA BRAVO Tour」をめちゃくちゃ楽しみにしている。日本が大好きだし、戻れることが凄く嬉しい!今回はオレの妻も一緒に日本に来て、ライブの後1週間日本を観光するつもりだよ。日本のファンが1番!日本ではいつも素晴らしいライブができるし、他のすごいバンドと一緒にできることも凄く楽しみにしているよ。


~SKA BRAVO TOUR 2019~
日本のSKA PUNKシーンの開拓者KEMURIが海外から志を同じくするバンドを日本に招く<SKA BRAVOツアー>まで、いよいよあと1ヶ月!今回はアメリカからマスタード・プラグが来日!各地ごとに日本からのゲストバンドも参戦、KEMURI主催の日米・SKA PUNKパーティー!! DON’T MISS IT!!


KEMURI


MUSTARD PLUG


GELUGUGU(大阪公演)


THE SENSATIONS(名古屋公演)


RUDE BONES(東京公演)

(日程)
11月2日(土) 大阪 BIGCAT SMASH WEST 06-6535-5569
11月3日(日) 名古屋 クラブクアトロジェイルハウス052-936-6041
11月4日(月/祝) 東京 TSUTAYA O-EAST SMASH 03-3444-6751

□チケット料金-前売 ¥5,500(オールスタンディング/ドリンク代別)
*小学生以下は保護者同伴に限り、入場無料。

(TICKET INFO)
【チケット一般発売】
大 阪: ローソン(L:57409)・e+(pre: 7/29 12:00 – 8/4 18:00)・チケットぴあ(P:158-262)/英語販売・LINE TICKET
名古屋: ローソン(L:43397)・e+((pre: 7/29 12:00 – 8/4 18:00・QUATTRO web:8/3 12:00-5 18:00)・
チケットぴあ(P:158-227)/英語販売・LINE TICKET
東 京: ローソン(L:71218)・e+(pre: 7/29 12:00 – 8/4 18:00)・チケットぴあ(P:158-224)/英語販売・LINE TICKET

(CREDIT)
□企画制作: ramble / フルドラゴン / SMASH
□お問合せ: 03-3444-6751(SMASH)http://smash-jpn.com

2019.10.01.Tue

New Release

ページトップへ