【PICK UP】THE INEVITABLES ライナーノート by ALEX STERN

2021.04.28.Wed

6月25日に日本デビューアルバムと「THE REDEMPTION」とのスプリット7インチをリリースするUSスカ・パンクシーンのスーパーグループ!「THE INEVITABLES」。主に作曲を担当し、「Big D and The Kids Table」と「Westbound Train」でも活躍している『 Alex 』よりライナーノートが到着!バンド結成の経緯がわかりやすく書いてあるので、ぜひチェックしてください!

2019年の10月下旬Obiから「ちょっと話があるんだけど」というメールが来た。オレは曲作りが大好きなので、その分野でのコラボレーションの可能性についての電話だと思った。オレたちが交わした会話は、2人の男がお互いに連絡を取り合うという控えめなものだったけど、結果的には人生を変えるものとなったんだ。

その内容とは。ObiVinnieはスカ・パンクのEPを作りたいと思っている。いくつかのショーをやるかもしれない。 必ずしもオールスター・バンドではなく、経験のある人を募集するというものだった。 オレは、自分の力を弱めてしまうのではないかというわずかな不安と、サイコパスではない人たちにつきまとう通常の自信喪失を抱えていた。しかし、曲作りの中毒性が圧倒し、3日後には最終的にデビューシングルとなる「Fort Lauderdale」を書き上げたんだ。

最初の成功の後すぐに、オレたちのプロセスは基本的に自動化されました。 Vinnieが歌詞を送り、オレがデモのファーストパスを作る。 Obiが最初のメロディーのアイデアを出すこともあれば、彼がオレのメロディーに手を加えることもあった。 数ヶ月のうちに、オレたちはLPの最初の草案を完成させた。 オレたちは、オーランドでミーティングを行い、最終的な調整を行い、素晴らしい料理を食べて祝った。完璧な数日間だったので、これから始まるパンデミックに見舞われたレコーディングのプロセスを支えることができたんだ。

東海岸のスタジオに集まってレコーディングをするという計画は、Covid-19によって崩れてしまった。その代わりに、バンドのメンバー全員から断片的なトラックを調達しなければならなかった。幸いなことに、全員がその瞬間に間に合った。 レコードの様々な段階の組み立てを聞くことは、旅のようなものであった。 Johnはベース・トラックを仕上げるのに数日以上かかることはなく、Mattは映画のようなホーン・アレンジをその場で作り上げた。Billyのオルガンのバブルとウォッシュは、曲にメジャーレーベルのような輝きを与えていた。オレは、学校から帰宅した子供にテレビを見せられる数時間の間に、ダイレクトボックスギターを弾いたり、寝物語を話した後にバスルームの床でSM57を使ってハーモニーを歌ったりした。Sean-Paulは全てのトラックを照合し、数え切れないほどのミックスの修正に付き合ってくれ、そしてもちろん、リードボーカルも担当してくれた。

もちろんこれは、何度も下書きをし、何度も変更を重ねた物語を、単純な直線的な時間軸に凝縮したものである。 しかし、何もないところから何かを生み出すプロセスはあまりにも速く、いつ、あるいは本当につまづいたのかを思い出すのは難しい。 このアルバムは、全員がとても誇りに思っているものであり、今後数年間に渡って構築していきたいものでもある。 お楽しみに!

Alex Stern 

【THE INEVITABLES 日本デビューアルバム】

世界中で活躍するキャリア抜群のメンバーで結成されたスーパー・グループでしか出すことのできない、成熟したキャッチーなメロディとファスト&スロウを巧みに使い分けたサウンドがつめ込まれたスーパー・ファンなスカ・パンク・チューンが満載!!

■Label : PARKING LOT SOUNDS
■Artist : THE INEVITABLES
■Title : THE INEVITABLES
■cat no. : PLS-016
■barcode : 4997184136891
■定価 : 2,420円(税込)
■発売日 : 2021年6月25日(金)
■仕様: CD ALBUM (ライナーノーツ掲載)
■収録曲数 : 全15曲(ボーナストラック収録)
■ご予約はこちら / https://shop.pls.tokyo/items/43062791

【THE REDEMPTIONとのスプリット7インチも同日発売!】
KEMURI のTSUDA(Ba)を中心にスカ、2-TONE/ パンク、ニューウェイヴとレゲエ、ダブを融合させた独自のサウンドを追求し続ける「THE REDEMPTION」。DJ/ セレクターもマストバイの良質なパンキー・レゲエの新曲「Starting Over」を収録!
対するは同日にアルバムもリリースするUS スカ・パンクシーンのスーパーグループ「THE INEVITABLES」! こちらは軽快なスカ・パンクチューン「Mr.Bored to The Death」を収録!スカ、パンク、レゲエ・ファンのみならず、全てのミュージック・ラヴァーズにオススメの珠玉のマストアイテム!

【PLS web限定Tシャツセット!】
スプリット7インチの発売を記念して、「7インチ+WネームTシャツセット」を3色(サンド/ ブラック / ホワイト) 展開で限定発売! お早めにご予約ください!
*5月31日までの受注生産になります。


「スプリット7インチ」のご予約はこちら /
https://shop.pls.tokyo/items/43062995
「限定Tシャツセット」のご予約はこちら /
https://shop.pls.tokyo/items/43063177
「CD Album+スプリット7インチ+Tシャツセット」のご予約はこちら
https://shop.pls.tokyo/items/43062684
「CD Album」のご予約はこちら
https://shop.pls.tokyo/items/43062791

(THE INEVITABLES)

多方面で活躍するクリエイタVinnie Fiorello (Less Than Jake, Paper & Plastick)と下のリストのメンバーが率いるThe Inevitablesの世界観は、音楽をはるかに超えたマルチメディアのアドベンチャー。
フルアルバムと22ページの単行本コミックブックで、存在するものと存在しないものの間のグレーゾーンに橋を架ける。

Vinnie Fiorello (former/founding Less Than Jake drummer/lyricist , Paper & Plastick)
– Creator/Songwriter/Drums
Obi Fernandez (Westbound Train, Meen Machine) – Creator/Songwriter/Vocals
Alex Stern (Big D and the Kids Table, Westbound Train) – Songwriter/Guitar
Matt Appleton (Reel Big Fish) – Horns
Billy Kottage (The Interrupters) – Trombone and Organ
John DeDomenici (Jeff Rosenstock Band, Bomb the Music Industry) – Bass
Jon Degan (Big D and the Kids Table) – Dub Specialist
Sean Paul Pillsworth (Nightmare For a Week) Vocals / Mixer

2021.04.28.Wed

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