【PICK UP】THE AGGROLITES インタビュー

2019.06.03.Mon

ニューアルバム「REGGAE NOW!」をリリースし、待望の再来日が決定したTHE AGGROLITES!今回は、オリジナルメンバーでLONG BEACH DUB ALL STARSでもプレイし、自身のRivas Studioでエンジニア兼プロデューサー、そしてレーベルオーナーも務める『ROGER RIVAS』にインタビューしました! text by Shochang (HIGHLIFE HEAVEN)

●今回、8年ぶりのアルバムをリリースということで、まずはシーンに帰ってきてくれて本当に嬉しいです。新しいファンもいると思うので、過去の活動からおさらいさせてください。
The Aggrolitesは、The Upsetters、The Dynamites、Jackie Mittooのような初期のジャマイカン・レゲエの影響を受けていて、スキンヘッド・レゲエとかロックステディが進化したダーティー・レゲエバンド。

●“ダーティー・レゲエ”と言うオリジナリティに溢れたスタイルは、どのようにして確立されたんでしょうか?
スキンヘッド・レゲエやファンク、ソウル・ミュージックといった、いろいろな音楽を混ぜ合わせてできあがったんだ。

●バンドを結成して以来、年間で250日近くのライヴを行っていたそうですが、その日々を改めて振り返ってみて、どう感じますか?
凄くありがたくて良い日々だったよ。世界中をツアーでまわって、大好きなバンドとも演奏できたし、たくさんの素晴らしい思い出がいっぱいある。2019年も同じように忙しくなる事が楽しみでしかたないよ!

●これまでにTim Armstrong(RANCID)やPhyllis Dillon、Prince BusterにDerrick Morganと言った様々なミュージシャンとコラボレーションしていますが、彼らとのエピソードがあれば教えてください。
自分たちにとってのヒーローのような存在の人たちを見たり、一緒に演奏できることは本当に嬉しいことで、そんな凄いアーティスト達のバックにつくたびに頭が下がる思いをしていた。特にPrince Busterの大ファンで、彼と一緒に演奏できたことは本当に誇りに思っているよ。

●2011年の『Rugged Road』ツアーを最後に、一度活動を休止し、「たぶん燃え尽きてしまった」と言う発言もされていますが、解散する可能性もあったのでしょうか?
解散は絶対にないね!俺たちの音楽をみんなに聴かせることが喜びなんだ。ただ休みをとったことは良かったと思う、でも俺たちは戻ってきたぜ!

●活動休止後、それぞれのメンバーの個々の活動を経て、2015年に再びレコーディング・セッションを行なうきっかけはなんだったのでしょうか?
実際には演奏する事は止めていなかったから(笑)。ただまた同じメンバーで集まってレコーディング・セッションをしただけのことだよ。別に特別なことでもなくて、新曲を出したかっただけなんだ。

●今作の“Reggae Now!”について聞かせてください。「気持ちの良い音楽を作ろうと努めた」そうですが、自分たちの原点を見直す、と言ったテーマもあったのでしょうか?
そうだね。初期の作品と似たようなアルバムを作りたかったんだ。初めの頃と同じように、ありのままで自然なスタイルで曲を書きたかった。初期のAggrolitesファンはこのアルバムをとっても気に入ってくれると思う。

●今作は全編を通してシンプルではありますが、すごく骨太になっていて間違いなくこれまでの最高傑作かと思います。完成した時の手応えはありましたか?
数日前にアルバムをリリースしたばかりだから、良い評判を聞き始めたって感じかな。何人かの人が同じように今までの中で一番良いアルバムだって言ってくれてるよ。

●別のインタビューで、2009年にリリースした『Ⅳ』とのアプローチの違いについても触れられていましたが、具体的な違いを教えてもらえますか?
このアルバムでは『IV』の時の様に作りこみすぎないようにした。昔のジャマイカのレコーディングのように自然で音楽自体を大切にするやり方に戻りたかったんだ。

●わたしはあなた達の音楽を聴いた影響でThe Metersなどを聴くようになりました。同じように、あなた達に影響を受けて同じスタイルの音楽をやっているバンドもたくさんいますが、逆に今でも他のアーティストの音楽に刺激や影響を受けることはありますか?また、お気に入りのバンドやアーティストがいれば教えてください。
もちろんあるよ。メンバー全員が新しいのから古い音楽まで常にインスパイアされていると思う。The Metersからは今でも大きな影響を受けているし。その時の自分たちの気分にもよるんだけど、このアルバムの時は主に、Lee Perry とThe Upsettersからの影響があって、「Jackpot」っていう曲はAverage White Bandから影響を受けて作った曲なんだ。

●6年ぶりの全米ツアーも間近に控えてるかと思いますが、久々のツアーはどうですか?
しばらくの間、行ってなかった場所で演奏できることを楽しみにしているよ。あちこちのファンから自分たちの町で演奏してくれっていつも頼まれているんだ。初期の頃はその声を聞いては、その町に戻ったりしていた。またアメリカのファンにダーディー・レゲエを届けられることは気持ちいいことだね!

●今後はどのように活動をしていくのでしょうか?
もっとツアーをしていくと思う。大きなフェスにも出演したいし。1年中ずっとツアーをしているっていう感じにはしないけど、成り行きにまかせるよ!

●今回は約10年ぶりに日本にも来てくれますね。以前に来日した時の思い出は何かありますか?
あるよ!俺たち全員日本が大好きなんだ。前はフジロックに出て、フェスをとにかく楽しませてもらった。でも、その時はあまり時間がなかったけど、今回は数日滞在できるから日本と日本の美しさをもっと体験したいと思っているよ。

●最後に来日を心待ちにしている日本のファンにメッセージをお願いします。
日本のみんな!THE AGGROLITES が遂に戻る時が来たよ!日本に居る間は毎晩パーティして楽しみたい!ファンのみんな全員と話もしたいし、お酒も飲みたい。美味しい日本食も食べたい!(笑)。今すぐチケットをゲットしないと後悔するよ、なぜなら今までで一番の最高なライブにするから!

ニューアルバム「REGGAE NOW!」の詳細はこちら
(CD & LP(黒))
■Price : CD ¥2,180(税込) / LP(黒)¥2,500(税込) *送料無料
CD:http://shop.pls.tokyo/items/20029786
LP:http://shttp://pls.tokyo/wp-manage/wp-admin/edit.php?post_type=newshop.pls.tokyo/items/20030164

(名古屋公演)
2019年9月15日 (日) @ 上前津CLUB ZION
Open/ Start 18:00 / 18:30
Ticket ad ¥4,500 door ¥5,000 (ドリンク代別)
【Band】
THE AGGROLITES (US)
HAKAIHAYABUSA
BORSTALS ALL-STARS
Scanally
【DJ】
KAZUAKI ( EXTRA ISSUE / KFC )
GODTZ ( BALL & CHAIN / FMC )
HIROSHI BROWN (Oi-SKALL MATES / RUDE BONES)
【Shop】
RECORDSHOP ZOO
【Ticket】
ローソンチケット (Lコード: 43068)
イープラス

【Info】
CLUB ZION 052-339-2331

  • ダミー
  • ダミー
  • ダミー

(大阪公演)
2019年9月16日 (祝) @ 心斎橋PANGEA
Open/ Start 17:00 / 17:45
Ticket ad ¥4,500 door ¥5,000 (ドリンク代別)
【Band】
THE AGGROLITES (US)
vongsign
SUNSHINE DUB
SCUM FACTORY
【DJ】
HIROSHI BROWN (Oi-SKALL MATES / RUDE BONES)
MONKEE PUNCH
NISHINO (O-LEVEL)

【Ticket】
チケットぴあ (Pコード:154-117)
ローソンチケット (Lコード:54407)
イープラス

【Info】
Pangea 06-4708-0061

  • ダミー
  • ダミー
  • ダミー

(東京公演ツアーファイナル&新代田FEVER 10th Anniversary)
2019年9月17日 (火) @ 新代田 FEVER
〜FEVER 10th ANNIVERSARY〜
Open/ Start 18:30:19:00
Ticket ad ¥4,500 door ¥5,000 (ドリンク代別)
【Band】
THE AGGROLITES (US)
THE CHERRY COKE$
CENTRAL
THE AUTOCRATICS
【DJ】
DR. IHARA (CLUB SKA)
HIROSHI BROWN (Oi-SKALL MATES / RUDE BONES)
【Ticket】
チケットぴあ (Pコード:154-844)
ローソンチケット(Lコード:74203)
イープラス

【Info】
FEVER 03-6304-7899

  • ダミー
  • ダミー
  • ダミー

【TOTAL INFO】
PARKING LOT SOUNDS : pls.tokyo

2019.06.03.Mon

New Release

ページトップへ